MATERIALS / TECHNOLOGY

 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 

MATERIALS
TECHNOLOGY

 
 
 
 

SHAPE
 

 
CLEAVEでは全てのボードがシェイパー中津川 賢のハンドシェイプによって生み出されます。シェイパーとCLEAVEプロライダーによるテストを経て選りすぐったマテリアルのみを採用し、そのマテリアル特性とハンドシェイプを高次元で融合させます。人の手でしか感じ取る事ができない感覚を大切に、そしてライダーがボードに対して何を求めているのかを最優先に考え、ライダーが波を捉え笑顔になる瞬間をイメージしてボード制作は進んでいきます。

HEAT LAMINATION
 
 
CLEAVEではボード制作にあたりヒートラミネーション方式(熱溶着)を採用しています。世界標準として採用されるこの方式は、高温風によって材料の表面のみを溶かし溶着させるものです。材料表面が溶かされた際に出来た樹脂皮膜によってボードのコア全体が覆われるため、防水性能もさることながら、ヒートラミネート独自のしっかりとしたコシのあるフレックスが生まれます。CLEAVEでは自社独自開発したラミネートマシーンを使い、他では真似が出来ないクオリティーの高いラミネートで仕上げます。
FEEDBACK
 

 
新しいテクノロジーやボードの耐久性については、常に契約プロライダーによるテストが行われています。冷水域、温水域、スモールウェーブからビッグウェーブまで、考えうる全てのコンディションでのデータ収集を経て製品にフィードバックされています。

CORE

 

ボードの要となるコア材には2種類の日本製ポリプロピレンを使用しています。 ポリプロピレン樹脂の粒を発泡ガスにより15倍に発泡させたフォームがスーパーハードフレックスコア(SFC)となり、 30倍に発泡させたフォームがミディアムフレックスコア(MFC)となります。 SFCはMFCに比べて倍の樹脂量になるため400g前後(ボード長によって異なります)ボードが重くなりますが、 ボードを隅々まで硬く作ることが出来るメリット、波を滑り降りる際のボード重量増加による重力加速度差を体感できます。 MFCは重さとフレックス(ボードしなり)のバランスがとても良く、フレックス強化材により更に高性能にすることが可能です。 2種類のフォームとフレックス強化部材を使うことで様々な状況に対応できます。
DECK
 
ボード表面のデッキ材には擦れに強いNXL(ノンクロスリンク)8倍発泡品を使用しています。この製品は耐久性などを含めて世界的にスタンダードになっているデッキ材です。
BOTTOM
 
ボード裏面(滑走面)には米国デュポン社が特許を持つSURLYN®ボトムを使用しています。高い耐切断性、高弾力性を持つサーリンは、ゴルフボール表面、ボーリングピン表面等にも使用されており、ボディボード用ボトム材として最適な素材です。
MESH
メッシュスタビライザーには日本製の特殊なメッシュを採用し、ボードのフレックス(しなり)を強化・サポートします。
 
メッシュスタビライザーには日本製の特殊なメッシュを採用し、ボードのフレックス(しなり)を強化・サポートします。ライディング時に必要なフレックスを残しながらも過剰なフレックスは抑え、ボードのスピード性とコントロール性をロスしないようにします。メッシュ自体がとても軽量なため、ストリンガー強化よりボードを軽量に仕上げることが可能です。
 
スクエア状のメッシュは直角方向には伸縮しないため、ボードの縦方向(ノーズからテール)に対してのフレックスを強化することができます。ボードの斜め方向にかかる力(ターン時)に対しては、メッシュ独自の伸縮によって波から受ける力を吸収し、反発力として伸びのあるターンに反映します。この2つの特性があることからCLEAVEではスクエア状のメッシュを採用しています。
B3

ターンやリップアクションの際、波の力とライダーの荷重によってボードがデッキ側へフレックス(曲がり)し過ぎないようにコントロールします。ボードがデッキ側へフレックスし過ぎてしまうと失速の原因になります。

B3DW2

B3+デッキ側テール部分両サイドにメッシュを入れることで、テール部分にかかるライダーの荷重をしっかりと受け止めることが出来ます。”たわみ”が少なくなるテール部分によって、リニアな反応の良さをお楽しみいただけます。

BD3

B3+デッキ側センターに同じメッシュ(D3)を入れることで、より大きな荷重の入力に対してしっかりとしたフレックスを保ちます。コア材を両サイドからメッシュで挟み込むのでフレックスは硬くなりますが、”硬めながらフレックスする”独自のフレックスを生み出しています。ストリンガーはちょっと硬すぎるというライダーにお勧めです。

BD3DW2

BD3+デッキ側テール部分両サイドにメッシュを入れることで、BD3の効果+テール部分にかかるライダーの荷重をしっかりと受け止めることが出来ます。フレックスするボードが好きなライダーには最高峰のセッティングになります。

STRINGER
フレックスを強化するストリンガーにはFRPコンポジットパイプを採用しています。外径 10mm / 12mm / 16mm のストリンガーは、外径が太いものほどボードのフレックスを硬く仕上げることができます。一度に1~3本をボードにセットすることが可能で、ライディングスタイルや使用環境に応じて細かくセッティング出来ます。
  フレックスを強化するストリンガーにはFRPコンポジットパイプを採用しています。
 
 
10ミリストリンガー

ガラス繊維強化プラスチック製の10ミリ径ストリンガーです。 ガラス繊維はかなり柔らかいしなりとなるので、ミディアムコアのフレックスを若干だけ強くしたい方に最適です。
 
12ミリストリンガー

炭素繊維(カーボン)強化プラスチック製の12ミリ径ストリンガーです。 炭素繊維の特性からストリンガー自体のしなりはほぼありません。パイプ全長が短いので、 短めのボードや、ストリンガーは入れたいけどあまり硬い板にしたくない方に最適です。

16ミリストリンガー

炭素繊維(カーボン)強化プラスチック製の16ミリ径ストリンガーです。 16ミリ径という太さもさることながら、炭素繊維の特性からストリンガー自体のしなりはほぼありません。 ストリンガーの中では一番硬さを出すことが出来ます。硬めのフレックスを求める方に最適です。
 
【シングルストリンガー】
 
【ダブルストリンガー】
 
【ダブルDストリンガー】
 
【トリプルストリンガー】
【シングルストリンガー】
ボードセンターにストリンガーを1本入れます。 ボード前後縦方向のフレックスはストリンガーによって強化されますが、 レール両サイドはコア自体のフレックスを保つため、乗り易いセッティングになります。
【ダブルストリンガー】
ボード両サイドに2本ストリンガーを入れます。 ボード前後縦方向のフレックスに加え、レールサイドも硬くなるため、 全体的にかなり硬いボードに仕上がります。ドロップニースタイルの方にお勧めです。
【ダブルDストリンガー】
”ハ”の字状にストリンガーを配置することで、テール側は硬く、ノーズ側にフレックスを残すことができます。 その結果、硬いボードながらコントロール性に富んだボードに仕上げることが出来ます。 硬めのボードが好きなプローンスタイルの方、プローンとドロップニーの両方をする方に最適です。
【トリプルストリンガー】
”小”の字状にストリンガーを配置し、ダブルDストリンガーの性能を更に強く出したセッティングになります。 少し硬めのボードが好きなプローンスタイルの方、プローンがメインでドロップニーをする方に最適です。

iPS

 

 
 
iPSには日本製の特殊なポリプロピレン発泡フォームを使用します。
超低発泡ポリプロピレン(硬い)を高発泡ポリプロピレンで挟み込んだこの特殊な素材は、コア材レール部分にしっかりと熱溶着することで、 ポリプロピレン製コア材が本来持つ素晴らしい反発性能をさらに高めることが出来ます。レールに溶着されたiPSは、ライダーが加重しターンする際のレール部分の歪みを最小限にし、歪みによるスピードロスを抑えた伸びのあるターンを可能にします。 iPSは世界でもCLEAVEだけが使用するマテリアルとなります。

 

iPS-V

 

 

 
iPS素材2枚を溶着し一枚の厚いiPSに仕上げ、ボードコア材の計算された位置に縦に埋め込むことで驚異の反発性能を生み出します。反発性能とは、ライダーの荷重や波からの力によりボードがフレックス(曲がる)した分、元のフラットな状態に戻る時間(スピード)と復元力です。その反発性能を最大限まで高めることが出来るiPS-VにはVDとVBがあります。VDはデッキ側に”ハ”の字形状に埋め込んだiPS-VがレールiPSとテール部で結合し、結合した部分を腰骨が乗る位置に設定することでiPS-Vの高反発力がコントロールできるようになります。iPS-VBはボトム側センターに埋め込まれます。iPSが本来持つ反発力の高さによって、通常のカスタムボードで使用するストリンガーやメッシュスタビライザーに比べてより高い反発力を有するボードに仕上げることができます。
 
※こちらはHPCシリーズ専用となります。
 
 
 

  
 
  

 

 

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