CLEAVEでは全てのボードがシェイパー中津川 賢のハンドシェイプによって生み出されます。シェイパーとCLEAVEプロライダーによるテストを経て選りすぐったマテリアルのみを採用し、そのマテリアル特性とハンドシェイプを高次元で融合させます。人の手でしか感じ取る事ができない感覚を大切に、そしてライダーがボードに対して何を求めているのかを最優先に考え、ライダーが波を捉え笑顔になる瞬間をイメージしてボード制作は進んでいきます。
新しいテクノロジーやボードの耐久性については、常に契約プロライダーによるテストが行われています。冷水域、温水域、スモールウェーブからビッグウェーブまで、考えうる全てのコンディションでのデータ収集を経て製品にフィードバックされています。
ターンやリップアクションの際、波の力とライダーの荷重によってボードがデッキ側へフレックス(曲がり)し過ぎないようにコントロールします。ボードがデッキ側へフレックスし過ぎてしまうと失速の原因になります。
B3+デッキ側テール部分両サイドにメッシュを入れることで、テール部分にかかるライダーの荷重をしっかりと受け止めることが出来ます。”たわみ”が少なくなるテール部分によって、リニアな反応の良さをお楽しみいただけます。
B3+デッキ側センターに同じメッシュ(D3)を入れることで、より大きな荷重の入力に対してしっかりとしたフレックスを保ちます。コア材を両サイドからメッシュで挟み込むのでフレックスは硬くなりますが、”硬めながらフレックスする”独自のフレックスを生み出しています。ストリンガーはちょっと硬すぎるというライダーにお勧めです。
iPS素材2枚を溶着し一枚の厚いiPSに仕上げ、ボードコア材の計算された位置に縦に埋め込むことで驚異の反発性能を生み出します。反発性能とは、ライダーの荷重や波からの力によりボードがフレックス(曲がる)した分、元のフラットな状態に戻る時間(スピード)と復元力です。その反発性能を最大限まで高めることが出来るiPS-VにはVDとVBがあります。VDはデッキ側に”ハ”の字形状に埋め込んだiPS-VがレールiPSとテール部で結合し、結合した部分を腰骨が乗る位置に設定することでiPS-Vの高反発力がコントロールできるようになります。iPS-VBはボトム側センターに埋め込まれます。iPSが本来持つ反発力の高さによって、通常のカスタムボードで使用するストリンガーやメッシュスタビライザーに比べてより高い反発力を有するボードに仕上げることができます。
※こちらはHPCシリーズ専用となります。